Peyote Basic 1: ラウンドペヨーテステッチ 偶数目

ラウンドペヨーテステッチでは、編み上がりが筒状になります。バッグなどを作る場合によく使われるステッチです。

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作品例・バッグ(部分)
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1.偶数のビーズ(この場合、16個)を糸に通し、結んで輪にします。最初に通した16個のビーズが1、2段目を形成します。ここでは見やすくするために1段目を緑のビーズ、2段目を黄色のビーズで表しています。

目数が多い場合は、円筒形の物を芯にして編んだ方がやりやすいです。トイレットペーパーなどのボール紙の芯を縦に切って、編む物の円周=最初に通したビーズの輪に合わせて太さを調節し、テープでとめて型を作ります。これにビーズの輪をかぶせてみた時、ビーズの輪がずり落ちない程度のきつさで、輪の糸にビーズ2-3個分のゆるみがあるくらいが適当です。きつすぎても、ゆるすぎてもきれいに編めません。きついと編み上がりは固く、ゆるすぎると型くずれします。そのまま型にかぶせた状態で編み進めていきます。

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2. 3段目に入ります。ビーズ1個をとり、(1)のビーズをとばして(2)のビーズに通します。以後同様のやり方で、合計8個のビーズを足します。新しく加えたビーズがとばしたビーズの上に(例えば、17が1の上に)ぴったりはまるように糸を引きながら編んでいきます。途中で増やし目、減らし目をしない限り、各段で足すビーズの数(この場合8個)は最後まで変わりません。
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3. 3段目の最後のビーズ(24)を拾ったら、2段目の最後のビーズ(16) 、さらに3段目の最初のビーズ(17)に通します。偶数目のラウンドペヨーテステッチの場合は、以後必ず各段の終わりで「その段の最初のビーズを通ってから」、次の段へ進みます。この手順を「ステップアップ」といいます。この段階になると、ペヨーテ独特の凸凹の編み目がはっきりしてくるので、凹に新しいビーズを編み込み、凸のビーズに通すという手順がごく自然にできるようになります。

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